ゴキブリコンビナートの『見世物ナイト』を観に行って思い出した「あの事件」
- 2018.10.31
- Opinion
- D-STAGE, ゴキブリコンビナート, スーパー猛毒ちんどん, 阿佐ヶ谷ロフトA

一応、TABLOでライブレポートを書きました。
女が虫を食い、男たちがトゲの上で暴れ、客席からは悲鳴……これがシンプルな『見世物小屋』だ!
http://tablo.jp/culture/news004033.html
もう、書いたので重複することは載せませんが、いやしかし、これを開催した阿佐ヶ谷ロフトAがすごいなあと思いましてね。
阿佐ヶ谷ロフトAと言えば、「あの事件」を思い出しますが、いま杉並区で当局に最も狙われている箱です。私もあの現場にいたので分かりますが、あれは本当に酷かった&凄かった、です。そりゃあ警察も怒るよ、と。その時のことは12月のメルマガにでも書こうかなと思いますが。
しかし、あの時ロフトを批判した私も、時が過ぎて今はロフトさんの一員みたいな者です。身内への忖度ではない決して無いけど、ロフトの社員さんや店員さんって、みんな才能に溢れる面白い人たちばかりなので、くだらんことで仕事を失ってほしくないんですね。あ、なんか、偉そうでゴメンなさい。
でも、彼らが権力に屈さない姿勢というのも好きで、そこはとても応援したくなるわけです。
私も初めてロフトさんでトークイベントをやらせていただいたのが阿佐ヶ谷だったので、非常に思い入れがある場所なんですよね。
満を持して、
ゴキブリコンビナートをやるとは!
さすが阿佐ヶ谷ロフトA、
ずっと黙ってる箱じゃない。
まあ、例によってここにもイベントの内容は詳しく書けないし、書こうとも思っていないんですが(笑)、一生に一度でいいですから、スタイルばかり気にした演劇を見るのも結構ですが、ゴキブリコンビナートを観てみてください。きっと後悔しますから。
私も数人連れて行きましたが、
その人達とは疎遠になりましたもん。
「見世物」と名の付いた今回の出し物、彼らはずっと前からこういったことをやり続けているわけですが、最近知った世の中に不満だらけの人からしたら完全に攻撃の対象になるだろうなと感じます。彼らの舞台の写真をあげつらい、批判し、炎上させる奴は必ず出てくるでしょう。
なので、意識的に決定的な写真はアップしませんが、しかし、
「見世物」という言葉に反応しすぎではありませんか(ゴキコンさんはそれも含めてあえて使ってると思いますが)。
「障害者を見世物(見せ者)にしやがって!」
という数々の批判を私も受けてきましたが、その都度、
いや、見世物なんですけど、これ。
見世物でお金を頂いて、それが何が悪いの?
と、言ってきましたが、どうやらこれはキラーワードのようで、この問に対するまっとうな反論は返ってきたことがありません。要するに、瞬間湯沸かし器的に反射しているだけなんだと思います。
見世物上等でしょう。
世の中に見世物が無かったら、あなたたちの人生はさぞ退屈なのではないですか? その場を楽しんでいる客に失礼でしょうが。
文句があるなら、一度見てから言え!
なんてな(いかりや長介)。
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