有村藍里の整形に元エロ本編集者が思うこと

整形をしている女性……というものを嫌というほど見てきた私にとって、有村藍里の整形告白は特に心を動かされるものではありませんでしたが、とりあえず話題なので見なきゃと思ってテレビで手術シーンを見てみました。
過去には整形モンスターことヴァニラさんの取材や、私がメルマガで書いた私小説『ビニール傘の女』でもお馴染みのように、整形をした女性との接触はよくあることなのです。
確かに、骨を削る手術シーンは、内臓をひとつ全摘出している自分でも、眉を顰めるものでした。痛そう……血がいっぱい出そう……終わったあと腫れそう……後遺症出そう……など。
しかし、
整形した有村藍里の顔は、
めっちゃかわいくなっていました。
なので良いんじゃないでしょうか? けっこう好みのタイプでした。人間なんてそんなもんですよね。かわいけりゃ、モヤモヤした部分は見えなくなるんです。
彼女に関しては、よく番組なんかで「そんなことないって、今でも十分かわいいって」とか「親にもらった顔を変えるなんて」とか「俺は好きだけどなあ今も」なんて能書きを垂れる芸能人が多く映し出されていました。
ある程度ブスじゃないと興奮しない私も、「今の顔の方がエロいけどな〜」などと思っていましたよ。けど、そんな一過性の言葉が彼女の辛さや暗い過去をすぐに洗い流せるほど、単純な問題ではないと思うんですよね。
仕上がった顔を見ても、同じことが言えるでしょうか。仕上がりは前の顔より全然いいではないですか。どっちがいいかって言ったら断然後者です。
妹と比べられて「残念な姉」と言われて死にたい……。
こう語っていた有村藍里にはいつも私は爆笑していました。だって、めっちゃ面白かったから。だからこそテレビ番組にあんなに出られたんです。彼女はかわいい顔を手にしたと同時に、鬱キャラという「おもしろ」を失ってしまいましたが、日本中に告白してしまった今、この先をどうやって生きていくのかが見ものですね。
ちなみに、整形した有村藍里をかわいいと思ってしまった自分にも焦りました。あれ、この顔のタイプって整形だったんだ!? と。じゃあ、あの子とか、あの子って、整形だったんだ……!? という気付きがあったんです。
まあ、そういうタレントの実名告白はメルマガでしかできませんが(笑)。
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