コロナウイルス蔓延で分かった日本人の正体

コロナウイルス蔓延で分かった日本人の正体

 

海外に行けばよく思います。

「日本っていい国だなあ」

って。

街はゴミひとつなく綺麗だし、道路は走りやすいし、電車は時間通りに来る。医療は保険加入者であれば平等に受けられ、女の子が夜中に一人で公園でアイス食ってたって大丈夫な国なんて、世界中を探してもあまりないでしょう。

だから、

奇跡的に日本人に生まれてきたことに感謝しています。

 

でも反面、

そんな日本が嫌すぎて、世界へ飛び出していく人が存在することもまた事実です。

私も日本人であることの恩恵を受けながらも、ああ日本ってしんどいなあと思うことがしばしばある人間です。だから時間があれば海外に逃げることはしょっちゅうだし、日本人であることの利を生かして、いつか海外で暮らしたいなあと考えています。

 

なぜ、嫌なのか。

 

それは今回のコロナウイルス騒動が日本人の負の部分をあぶり出してくれたのではないでしょうか。

 

同調圧力=個を主張することはタブー

 

日本には古くから、私の幼い頃から、「みんなやってるんだから」っていう圧力がありますよね。海外にも無いとは言い切れません、確かにそういう空気はあると思います。でも、特に日本はこういった同調圧力が強い国だと思います。

わかりやすく言うと「法律を守ることが目的」になりやすい国民だと言えないでしょうか。

私は、いくら法律だと言えども、それは人間が作るものですから、人間にストレスが溜まるなら法律が間違っているわけで、それを「変えればいいやん」と考えるタイプの人間ですが、日本人全体で見ればどうやらそれは『非国民!』ということになるようです。

「なぜか」、一度決めたものは守らにゃならん!というのが、日本人の根底に根付いています。いや、もっと言えば、偏差値の低い人にこういう傾向が強いんじゃないかと考えています。視野がめちゃくちゃ狭い人が日本人の裾野を固めていて、それが所得にも影響しており、質素を美徳とした保守層が「日本人代表」みたいになってることを、改めて考えさせられました。

コロナウイルスでもそうじゃないですか。

イベントをやったり、集団で集まる人に対してのバッシング。これ、善悪は置いといて、です。とにかく気に食わないものは叩く! のが今の日本人代表のやり方です。例えば、さいたまスーパーアリーナで開催されたK-1だって、埼玉県知事が現場まで行って「やめてくれなかったことは残念」とわざわざコメントしていますが、叩かれるのはコッチだと思いませんか?

 

自粛せえ言うなら、金出せよ!

 

ってことです。安達祐実の精神ですよ。ライブハウスだって、そうです。悪いのはK-1やライブハウスやロックミュージシャンじゃないでしょうに。やめろって言うなら、紙を刷って札束をよこせって話ですよね。

改めて「はだしのゲン」に描いていたことはやっぱ真実なんだなって思いました。

なぜ国は「金出すから自粛して」とか「消費税ゼロにするから自粛して」とアナウンスしないのでしょうね。

そして、これを批判しないのもまた同調圧力でしょうね。我慢が美徳なんです。

 

有事の際に買い占める奴=移動できない奴

 

このブログでも何回も書きましたが、有事の際に移動できる手段を持っていない人は「すぐ死ぬ」と書きました。

現在は「若者のクルマ離れ」がすごいと言いますが、いえいえ若者だけではありません。こすっからい計算をして持ってないほうが得だからという理由で車もバイクも持たない人は多いんです。若者だけのせいにするのは良くないことだと思います。おじさんたちは運転しない若者に説教をするのはやめてください。

ただ、残念ながら、こういう人たちは全員「すぐ死にます」。だってしょうがないですよ、逃げられないんだもの。何かが起きても。

「家と会社の往復なら、電車で十分だろ!」

って声が今聞こえてきました、ありがとうございます。はい、そうですね、コロナでテレワークしろって急に会社に言われたように、未来を「ずっと同じ」と考える人ってことですよね? それは、私は頭が悪い人だと思っています。家と会社の往復は、あなたがその会社で定年を迎える日まで続くのでしょうか。ていうか、その会社は定年まで存在してるんですかね?

あなたは地方から出てきて、縁もゆかりもない土地に無理矢理マッチボックスみたいな家を建てて、なんと35年もローンを払わなければいけない。しかもその土地には今後35年以内に8割の確率で大地震が来ると言われている。でも、「家賃を払うより得だ」って不動産屋が言う営業トークに乗っかって家を買っちゃったから、動くに動けない。

 

詰んでますよね。

 

こういう方々が有事に出る行動とは、買い占めの他なりません。だって移動できないんだから、籠城するしか無いわけです。そのために物資を大量に溜めて置かなければならない。だったら家を作る時に最初から「地下室」とか「貯蔵庫」でも作っておいて、平時から溜めておけばいいのに…とか思うんですけど、定年まで同じ会社にいようとする人に有事なんて考えられるはずもありません。何かあってから、行動しようとするんです。

 

買い占めの犯人はこういう人と、暇な老人だと思います。

すべてを総合して言えるのは「逃げられない人々」です。

 

私はトイレットペーパーが買えなくなったら逃げようと思ってますし、そのために車・バイク・自転車・キックボードなどを常に自分の近くに置いていますし、家をそのまま捨てて逃げても惜しくも無い家具しか買っていません(笑)。

 

「有事の際」のために持っておきたい道具シリーズ1・クルマはやはりジムニーか?

 

「有事の際」のために持っておきたい道具シリーズ2・テントにはやはりこだわりたい!

 

 

国民を助けようとしないマスコミ

 

阪神大震災の直後に、観客を入れずに収録して放送された『パペポTV』を涙を流してながら観た記憶が鮮烈にある私にとって、やはりマスコミは敵なんだってことが今回も再認識できました。

あの時、上岡龍太郎は「報道は死んでいる」と痛烈な指摘をしました。笑福亭鶴瓶も被災地に住みながらの現状を怒りで表現していました。

この動画を皆さんも是非観て下さい。

 

 

マスコミはいつだって、第三の権力なんかではないし、国民を守るための正しい情報を流してくれるわけではありません。日本で最も強力な取材力と権限を持っているにかかわらず、です。

まさかとは思っていたけど、テレビや新聞は2局を除いて、日本を壊したい、中国に吸収されたいと思っているんでしょうね。

いつも、なぜか、正しい情報を流さないのですよ。

 

例えば、森喜朗とかJOCの山下のような、戦争中の脳みそしか持っていないやつが「(お金欲しいし)オリンピックは予定通りやる!」とか言ってますが、こいつらになにをビビっておもねっているんでしょうかね。

権力に媚びへつらう前に、マスコミくらいは正論を吐いて欲しいですよ。

「森喜朗は再考を 五輪も重要だが人命は地球よりも重い」とかさ、ちゃんと正論をぶつけてくださいよ。こっちがこう言うと、あっちが立たないっていう話は、当人しかどうしようもない問題で、それはニュースでも何でもないんですよ。

 

それは、「あんたらが記者クラブを通して、権力側から情報をもらってるから」、なんだわ。

 

例えば、不動産屋で不動産を売る時に、不動産屋の情報を鵜呑みにする奴はアホですよね。買おうとする奴は少しでも安く買いたいわけで、なんだかんだ言って値を下げるわけですよ。

「いや~うち違法建築の部分があるんだって」「これくらいが平均なんだって」と相手の意見が当たり前のように飲み込む人がいますが、いいカモですよね。他の情報を集めようとしないんだから、これは不動産屋の完全な勝ちになります。

 

まさにこれと同じ状態なのがマスコミです。

だから週刊文春に彼らが束になっても勝てないわけだし、情けないことに週刊文春にお金を払ってネタを貰っているのが現状です。

 

コロナのことは煽るだけ煽り、困っている人はどうするべきかアナウンスしない。

 

もうテレビ見るのマジでやめましょうよ。時間の無駄ですからね。もちろん新聞を取るのもやめましょう。軽減税率が採用された新聞なんて「政府の犬」そのものじゃないですか。読んだって嘘ばかりです。

 

まとめ

 

そんなわけで、ちょっと乱暴な物言いで書いてしまいましたが、日本って生きづらいなあって思いをコロナに乗じてみました。

 

もう少しタメになることをメルマガでは書いていますので、よかったら覗いて見て下さい。次回は、「コロマ撒き散らおじさんの個人情報」「全く報じられない堀北真希の『血の真相』」「あの『有名司会者』の不倫報道はまもなく?」などのお話を配信します。

 

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