辞めた所属事務所のことを後になって悪口を言うアイドルって激烈に頭が悪いよね 高木紗友希ユーチューバーに格下げ問題を例に

辞めた所属事務所のことを後になって悪口を言うアイドルって激烈に頭が悪いよね 高木紗友希ユーチューバーに格下げ問題を例に

 

アイドルに限らずですが、辞めた事務所や会社のことを悪く言う人って、本当に頭が悪すぎて涙がちょちょぎれますね。

 

一般の会社員にも言えますけど、前にいたところの悪口ってマジでやめたほうが良いですよ。何かがあったから辞めたんだろうし、人はそういう風に想像するけど、思わせとけば良いわけで、あえて悪口を言う人って損しかしないと思うんですよね。

 

それに、そこに所属していたことで今の自分があるわけで、それは回り回って自分を否定することになるって、ちょっと考えたら分かるようなもんですよね。

 

 

俺は忘れない小池栄子の言葉

 

昔、昔、若い頃、僕は芸能事務所と仕事をしていて、日々売れっ子のアイドルのグラビアを撮り下ろす仕事をしていました。

 

時代はグラビアアイドル全盛期で、今で言うAKBとかナントカ坂のような「何も出来ない口パク無能烏合の衆」のことではなく、「いかに脱げるか」な人たちが雑誌上を席巻していました。

 

私が初めて会ったグラビアアイドルはMEGUMIさんでした。そうイエローキャブ軍団がブイブイ言わしていた頃です。あとは熊田曜子さんを筆頭とするピラミッド軍団、小倉優子さんや眞鍋かをりなどを排出するアバンギャルド勢、表紙にすれば絶対に売れると言われていた伝説の磯山さやかさんを武器にしたホリエージェンシーなどが跋扈していました。

 

芸能事務所との仕事は本当に楽しかった。

 

もちろん大変なことの方が多かったです。こちらが使いたい写真にNGを出されたりとか、ギャラをふっかけられたりとか、人気がある子は時間が取れなかったりとか、自分がいた出版社の他の雑誌がその事務所の子を叩いちゃったので出れないと言われたりとか。

 

けど、めちゃくちゃやり甲斐がありましたね。

 

例えば、小池栄子がバーン!と水着の表紙を飾った雑誌の奥付に自分の名前が載るわけですから、なんとも説明しにくいけど、得も言われぬ高揚感があったわけです。

 

そこから……グラビアアイドルというものが廃り始めて、当然グラビア雑誌もどんどん売れなくなっていって、伝統ある雑誌が廃刊へと至るわけです。誰もが知っている名前の雑誌がなくなる時って、淋しいとかいう次元の話じゃない。いや、もう……何てことをしてしまったんだという焦燥感と、今までの自分は何だったんだという喪失感を味わうことになるんです。

 

私は行きたくもないドエロ本に左遷され、それも警察に怒られ廃刊となり、行きたくもない実話誌に異動させられ、そうだなあ……あの頃は自分が自分でなかったような気がするなあ。とにかく流れに身を任せていて、今から考えると鬱が始まっていたのではないかと思うのです。

 

で、仕事の帰りの車の中で、ラジオに小池栄子がゲストで出ていたんですよ。

 

その頃の僕は何に対しても無気力だったので、「へぇ小池栄子か。懐かしいな」くらいに思っていました。ただ、ラジオから耳を疑うような言葉が聞こえて来て、思わず怒りで「クソがっ!」と叫んでしまったことを今でも覚えています。

 

「私……ほんっとうにグラビアの仕事が嫌だったんですよ。いやらしい格好させられて…」

 

その内容を一言一句は覚えてはいませんが、小池さんはとにかくグラビア仕事が嫌で辛かった、と。こんなことまでしなくちゃいけないのか思いながら、早く終わってくれと願いながら仕事をしていたそうです。スタッフとかもみんな嫌いだったとか、そんなようなことをのたまっていました。

 

いやあ……逆にすごいですよね。

 

小池栄子さんの仕事ぶりには、他の人よりは敬意を持って見ていましたが、それは一気に崩れ落ちていきました。よくもこんな過去の自分を否定するようなことが言えるなあと思いましたね。この人はもしかしたらそのうち仕事がなくなって消えていくかもなあとも思いました。思うのは僕の勝手ですからね。

 

じゃあなぜ、ザ・グラビア仕事メインのイエローキャブなんかに入ったんでしょうね。今のあなたがあるのは、イエローキャブの野田社長があの時に出版社に圧力をかけて撮らせまくっていた陰の力があったからこそではないのでしょうか。どうして、当時あなたのために頭を下げていた人、売り歩いてくれた人、それを買ってくれた人々を否定する発言をするのでしょうか?

 

 

高木紗友希問題も根本は全て同じ

 

ハロプロの元久保田利伸こと高木紗友希のユーチューバーデビューも根本的にはこれと同じことが言えますよね。ちょっと前に書いた記事で触れましたが、そもそも恋愛はご法度というルールで勝負している事務所じゃないですか、ハロープロジェクトって。

 

にもかかわらず、高木は事務所の批判を動画で繰り返しました。

 

参考記事:「アイドルだって恋愛していい」とか言ってる奴は物事の本質を理解してない大人こども ドライフラワー高木紗友希社長事変を例に

 

僕にとっては小池栄子ショックと同じ気分でしたね。なーんだ、高木も人格的には終わってんなあと思いました。そして頭も悪いなあ…と。

 

高木紗友希が大沢悠里との熱愛が発覚して、多方面に頭を下げて謝罪をしまくったマネージャもきっといたでしょう。高木の歌を排除しなくてはならなくなって徹夜したミキサーさんもいたかもしれません。高木が映らないように動画を再編集させられた編集マンもいたことでしょう。

 

やっちゃダメよと言われたことをやって、人に迷惑をかけた上に、自分本意な批判。

 

あなたの愚痴を聞いている人はみんな思っていることでしょう。何だこいつって。ぜってー一緒に仕事したくないわあ、推したくもねえわあ、とね。

 

見えない、表に出ない、名前がちょろっと出るだけの人って、芸能関連の仕事にはたくさん存在するんですよ。あなたには見えていないかもしれないけど、こちらはあなたのことをずっと見ながら仕事をしているんです。自分さえ気持ちよければそれでいい人間と、誰が仕事をしたいと思うのでしょうか。あなたがたはこれから味が出なくなるまで、しゃぶりつくされるでしょう。残念ですね。

 

 

深淵をのぞく時、深淵もまた、こちらをのぞいている。

 

 

ちょっと何言ってるか分からなくなってきたので、今日はこの辺にしておきます。おやすみなさい。

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