有事の際、避難場所の野外で毒虫やヤブ蚊に絶対に刺されないようにするアイテムを公園暮らしの私が教える

5月です。そろそろ暑くなってきますから、外には虫がうじゃうじゃと沸き始めてきます。こう見えても私、虫がマジでダメです。小さい頃は虫博士と言われて、漁村のファーブルとまで言われたんですが、東京に暮らすようになってからはノーファーブルになってしまいました。
あ、もちろん、蚊の音がしただけで「いやん、もう!」と豹変する男性とかたまにいますが、ああいう感じではないですよ。バッタとかカブトとかカミキリムシとかセミとかは何の躊躇もなく素手で掴めますけど、昆虫図鑑の最後の方に載っている『足が6本以上あるやつ』がマジで吐きそうなくらい駄目です。
手のひらサイズの蜘蛛は悲鳴上げるほど無理です。
ゴキブリは蜘蛛より大丈夫だけど関わりたくないです。
藪蚊も大丈夫だけどマジ絶滅して欲しいです。
アブとか、なんなんこいつって思います。
ムカデとかお願いだから今すぐ燃えてほしい。
ヤスデとかは意味がわかりません。
でね、公園で暮らしていると、意外と蚊が少ないんですよね。私も最初は不思議に思っていたんですが、区立の公園って管理がめっちゃ行き届いているので、ボウフラが発生するような水たまりがほとんどないんですよ。だから蚊が生まれる環境がすこぶる少ないんですね。よって蚊の発生率が極端に低いと思うのです。
ですから、路上生活する時は公園がオススメです。
しかしですねえ……ゴキブリとかは誰かが食べ物を捨てていったりすると当然寄ってきますし、どこからの軒下から蜂なんかもやって来ます。アブもアホみたいに湧いてくるし。なので、何としてもコイツラと関わりを持たないようにしないといけないわけです。
で、まずはこいつからですね。
こいつはマジでヤバい。自分の寝床を覆うように地面に四角を描きながらスプレーすると、その枠の中から蚊がいなくなるんですよ!
ちょっと、ホント、自分でも何言ってるか分からなくなるんですが、スプレーした世界からヤブ蚊が消えるんです。なんでそうなるのかは、全然分かりません。その辺はフマキラーに聞いてください。
しかも効果は24時間なので、私のように毎日同じ場所に寝床を作らないタイプの浮浪者には十分すぎる性能です。これは有事の際にどうしても野宿しないといけない場合にものすごく役立つ一本です。私も必ず一本はバックパックに入れていますし、山田さんと会う時は分からないように山田さんに向けてスプレーしています。
スプレーがちょっと苦手という人にはこれです。
端的に言うと、蚊取り線香の最強版です。農業とか林業とか、虫が天敵すぎる職業の人が使うものだそうです。いわゆる金鳥の蚊取り線香よりはぶっといしですし、煙の量もかなりあります。あんまし近くで炊くと咳き込むかもしれませんね。
で、一巻き6~8時間はついていたと思います。外で寝る時は寝床の周囲をこれを持ってぐるぐる歩いて、効果を広範囲に効かせてから寝るようにしています。
風向きとかによっては効き目が薄れるので、よく2つを同時に使えとか、四隅に置くといいと言われているんですが、私は勿体ないので一回に付き一巻きしか使いません。一度に四巻きも使うならヤブ蚊バリアでいいかなと思いますし。
自分で「パワー」と言ってるだけあって、これもマジで蚊がいなくなります。
アブに特化しているのがこいつ。
最初は私も都市伝説かと思っていたんですよね。蚊とかアブにとって、おにやんまっていうんは天敵らしいので、これを置いておけば寄って来なくなる……というものなんです。いやいやいや、そんなアホなってことでネタで紹介する人もけっこういたんですけど、
なんか、効いているような………気がする。
ちょっと効果を計測しづらいんだけど、確かにこれを目立つところに置いておくと、蚊やアブが少なくなっていってるような「氣がする」んですよね。プラシーボ効果かもしれないんだけど(笑)。
でも、薬も煙もダメだっていう人は、これは試す価値はあると思いますよ。荷物にならないしね。服に安全ピンでくっつけておけばいいだけです。ヤブ蚊バリアや森林香は重いし、かさばりますからね。
ただ、虫が嫌いな人って、このおにやんま自体がグロくて苦手な人も多いと思うんですけどね(笑)。
で、結局刺されたりしたら、これ。
色んな人が色んな薬を紹介していると思うのです。虫に刺されたら「ムヒアルファEXだ」とか「ウナコーワでしょ」とか。けど、そういう製品は何となくCMに踊らされているような気がするんですよね。例えば、ムヒアルファEXが効くなら、その下位製品に『ムヒ』でも効くようなきがするんだけど、あれ全然効果ないんですよね(個人的感想です)。
なんかいい薬ないの?って思ってて、たまたま発見したのが、この昔ながらのどこにでも売っている『紫雲膏』だったんですね。とにかく皮膚の再生効果がすこぶる高い。私のように外にずっといると、なんだかんだで虫に刺されたり、傷を負ったり、お湯を沸かしていて火傷することもありますが、もう全部これで治してきました。
紫雲膏っていつからあるか知ってます? 江戸時代からですよ。あの名医・華岡青洲が発明した薬で、今もなお現役で薬局で売っている商品なんです。
漢方薬ということで色んな会社が出しているんだけど、私はクラシエが出しているものがオススメです。どこのやつも臭いはめっちゃくさいですけどね。
あと、効能に虫さされに効くとは一言も書いてないので、使用する時は個人の責任のもとでお願いしますね。
それでも効かない人は死にかけているので、これ。
ムカデとかならまだ大丈夫とは思いますが、蜂とかブヨとかサソリとか蛇に噛まれた場合、患部に当てて毒を吸い出してくれるやつです。
んまあ、応急処置にしかならないとは思うんだけど、でもやらないよりはいいと思います。特にお子さんなんかは何に刺されたか分からないけど突然「痛い!」と言って泣き出すこともあるでしょうから、大事に至る前に毒を吸い出しておくのも一つの手ですよね。
で、私これ一度、注射器みたいなのを当ててから引っ張るやつを買ったんですが、どうやら押すのもあるみたいで、買うなら押す方をオススメします。
例えば両手も負傷して使えないって時があるかもしれないし、そういう時に引っ張るやつだと誰か第三者がいないと無理です。押すやつだと頭で押したり足で押したりも出来るので、ぜひその辺は見極めてお願いいたします。
そんな訳で今回は、野外生活中に毒虫に襲われないアイテムをご紹介しましたが、一番いいのは家と仕事をなくさないことですね。
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