世代だからって小室ファンだ、安室ファンだと決めつけないで欲しい

世代だからって小室ファンだ、安室ファンだと決めつけないで欲しい

私は個人的にずっと嫌でした。

 

何がって?
90年代にまだみんながCDを買っていた頃、世の中が自称・小室ファミリーだらけだったことがですよ。

 

80年代にヤマハのショルキーをかついで猫背で踊っていた小室という人は、TM NETWORKの頭脳と言われていました。センターで歌っている宇都宮隆ではなく、エアーギターを弾いていた木根尚登でもなく、後ろで言葉少なに佇んでいる人をみんなは見ていました。

 

キャロルというアルバムをみんな聴いてました。

 

宮沢りえ主演『ぼくらの七日間戦争』の主題歌とか「COME ON EVERYBODY」とか「BEYOND THE TIME」とかが入っている豪華なCDでした。

私も幼いながら、ふ〜んって感じで聴いたことがあります。これが流行ってんのか〜ってな感じで。夜ヒットとかに出てくるので知らないわけではありませんでした。

この頃は、別に好きでも嫌いでもありませんでした。ただ何となく、「いい曲ではないよな」という印象くらいで、フラットに見ていたと思います。

当時の自分は、親の影響で60~70年代の洋楽やはっぴいえんど、はちみつぱい、五輪真弓を聴いているクソ小学生だったので、流行りのモノにはそこまで興味がありませんでした。(ギターは小5か小6で始めたので、木根尚登のギターの弾き方は当時から違和感を感じていました)

流行っている邦楽を聴くようになったのは、うしろゆびさされ組のレコードを買ったのがきっかけだったような気がします。もちろん、ゆうゆ派です。

 

で、その小室さんが、なんだかプロデューサー業というのを始めまして、どんどん調子に乗って行った時代が来ます。

出すもの出すもの、何でも当たっていました。安室奈美恵だのTRFだの篠原涼子だの、なんだのかんだの(嫌いすぎて3つしか思い出せない笑)。

木根尚登がラジオで「最近小室さんが会ってくれない」的な愚痴をこぼしていました。お約束のギャグみたいな感じになっていましたが、今考えるとエアーギターのくせにラジオをやっているなんて木根は生意気ですね。世に出たらアカン人です。

学校から帰ってくると下の弟がTRFを大音量でかけていたことがあります。

家族の中でも音楽にうるさい自分は、驚いて弟の部屋を開けました。
「なにを聴いとんじゃワレ!!!!」
弟はすぐさまプレーヤーの電源を落とし、学習机に座り下を向いていたのを思い出します。

次の日学校から帰ってくると、弟の部屋からさだまさしが流れていました。お袋が言うには私が怖いのでTSUTAYAで借り直してきたそうです。
「いや、おまえなに迎合しとんねん!!!!」
弟って何をやっても怒られるんですよね。

 

話が脱線しましたが、
私は小室さんの作る音楽が好きじゃないんです。
良いと思ったことは一度もありません。
まだTM NETWORKの頃の方が良かったです。

 

あの時代は苦痛でした。

 

ずっと好きじゃない音楽が街中でかかっている状況ってけっこうキツいです。早く終わんないかな〜この時代って思っていました。

 

キンキン、キンキン歌うglobeも全然好きじゃありませんでした。ただ、好きだったトヨエツのドラマの主題歌だったので記憶には残っています。それぐらいです。そのメンバーと小室さんが結婚しようが、ホントどーーーでもいいことでした。

 

あの時代は苦痛でした。

 

なのに、なのにですよ。あの人が売れていた時代に生きていたというだけで「90年代といえば小室ファミリーですよね。好きだったでしょ?」と勝手にファンにしてくる人がいるんですよね。

世代だからみんな「Can you celebrate?」が好きなんでしょ? って言ってくるんですよ。

 

いや、ちゃうわっ!!!!!!!

 

世代だけで音楽語るなっちゅーの。

 

やだなーーやだなーーー
なんだかなーーなんだかなーーー
featuring 稲川淳二

って思ってた人のことは無視かよ。

 

戦争がやだなーーって思いながら戦地に行かされてた人に「軍歌好きっすよね?」って言うか?

 

90年代はもっと素晴らしい楽曲がいっぱいあったわ。

 

すいません、今回はオチが見つかりません。
怒りが先行しすぎてGet Wildしちゃいました。

 

P.S.
だいたい、
乞われればやるけど、
引退ってなんすか。

文春に楯突いたら、アノこと書かれるから、
さっさと逃げたんでしょうよ。

不倫だけで引退しないでしょ。

SEVEN DAYS WAR闘えよ。

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