偏差値50の大学生に絡まれました

偏差値50の大学生に絡まれました

みなさん、東京未来大学って知ってます?

足立区にある大学です。
偏差値は50くらいですかね。
「モチベーション行動科学部」と「こども心理学部」という2つの学部しかないそうです。学科じゃないですよ学部ですよ?

ここに通ってる奴にイチャモンを付けられたことがあったんですよ。

「BLACKザ・タブーなんて入荷したらすぐ返品してやる!」

とTwitterで絡まれたんですよね。

こういうのを放っておくタイプではないので、半日かけてそいつのTwitterを全部読みました。2年前に鹿児島から上京してきて東京未来大学へ入り(それ、どーなのよ)、お父さんがすごく心配してらして上京は反対だったこと、大学に入ったけど友達がなかなかできなかったことなど、いろんなことが書いてありました。

その中で私が見落とさなかったのは、

「昨日すごいことがあった。夜勤入ってたら強盗に遭って、お金を持って行かれた!」

そのつぶやきが5月23日でした。じゃあ、22日に強盗があった事件を調べますよね。はい、分かりました。ファ◯リーマート加平インター店でした。新聞報道によると「事件発生当時、男性店員一人だった」と書いてあります。さらに調べていくと、男性は東京未来大学生ということが見えてきました。深呼吸して、なるべく丁寧な言葉づかいで彼にリプライを返しました。

 

「おい、てめえ、返品するってことは企業と企業の問題に発展するんだぞ。今からお前の働いているファ◯リーマート加平インター店行くわ! んで、おまえの東京未来ない大学にも抗議に行くわ! 待ってろよ、バイクですぐ駆けつけるからな!」

 

 

なぜだか分かりませんが彼はすぐに私をブロックしてきました。話せば分かると思ったんですが、偏差値50の大学生には通じないのかもしれません。残念だなあ……と思っていると、私の優しいフォロワーさんからDMが送られてきました。

「タブー郎さん、はじめまして。さっきの彼が謝りたいと呟いていますよ」

と、ご親切に教えてくれました。私は、

「ご足労をおかけいたしますが、では謝罪文を書け、とだけ伝えて頂けますか?」

その御方は、大学生に伝えてくれたらしく、しばらくすると私に対するブロックを解除した当人からリプライが飛んできました。「岡本タブー郎さま、本当にごめんなさい」というメッセージをクリックすると、いえいえ、それはメッセージではなくて、彼が変更したハンドル名でした。彼は自分のTwitterのアカウント名を、

「岡本タブー郎さま、本当にごめんなさい」

という名前に変え、さらにプロフィール部分に「ミリオン出版御中 BLACKザ・タブー編集部 岡本タブー郎様 この度は本当に申し訳ないことをいたしました。どうかお許し下さい、お許し下さい、お許し下さい」と書いていました。

さすがに、そこまでされるとテンション下がります。最後まで反抗的な態度を取ってくれていたら、実際に店に行って、大騒ぎして、さらに大学にも行って、血祭りにあげてやろうと思っていたのに、ガッカリです。なんだか、私がいじめ過ぎたみたいではありませんか。

「じゃあ、もう気を付けてね。変なこと言っちゃダメよ?」

これで終わりでいいかなと思ったんですが、彼は、

「はい! このアカウントも消します!」

と言い、本当に消して何処かへ行ってしまいました。

すごいですよね、東京未来大学。彼はきっと「モチベーション行動科学部」だったに違いありません。だって「謝る」ということに対してのモチベーションがすごいですもんね。許さざるをえない状況でした。

「わけわかんねー大学に入るために上京してんじゃねーよ!」

こう言いかけてしまった自分を反省しています。

 

で、後日、ファ◯リーマート加平インター店に行きました。
あ、クレームのためにではないですよ。
その彼が辞めてしまって無いか確かめるためです。

「大学生のお兄ちゃんいるじゃないですか、強盗にあったっていう。彼、まだいます?」

店のバイトの子が不思議そうな顔で「はい、いますけど」と答えました。私はコーヒーとファミチキを買い、「あ、いるなら、いいですw」と言い、店の駐車場でコーヒーを飲み干して帰りました。
ちょっと脅し口調だったので、辞めてなくて安心しました。私とのいざこざで辞めてしまったら、息子を心配している鹿児島のお父さんに申し訳ないですからねえ。

 

バカッターにも親がいます。
バカッターだけど誰かの子です。
きっとそのバカッターが生まれた時、親は喜んだでしょう。

頑張ってバカから「かしこ」になってください。