有事の際に生き延びるために公園の水道でコーヒーを淹れて飲んだ結果……

有事の際に生き延びるために公園の水道でコーヒーを淹れて飲んだ結果……

 

東京に迫りくる壊滅的な巨大地震。国はすでにお手上げ状態で「いつ来てもおかしくない状況」と言っていますので、明日首都が消えてしまってもおかしくはないわけです。

 

このブログでは、有事になったらどうするかを真剣に考える場にしていますが、現実眼の前で大震災が起こったら理想通りに動けないことは明白です。立っていられないくらいの地震が数分も続いたら、きっとその場で立ち尽くしてしまうでしょうし、何をすれば正解なのかは誰にも分からないですよね。

 

なので、出来るだけ普段から練習をしておこうというのがこのサイトの基本にあります。買ってきてから一度も開けていないテントを初めて組み立てるのは素人にはハードな作業ですし、検品しておかないと不良品だった場合に致命傷になりますからね。それで言うとタープなんかは、何回練習しても難しいですから、本当にぶっつけ本番は人に迷惑をかけるのでやめましょう。私だってタープの張り方を考えていたら眠れなくなるくらいですから。それから、焚き火をするために火を起こすことも練習しておいた方がいいです。バカキャンパーみたいな難しいことは一切しなくていいので、着火剤でも固形燃料でも便利なものは何でも利用して焚き火を起こせる練習をしておきたいですね。

 

 

で、今回は公園の水を沸かしてコーヒーを淹れて飲んでも大丈夫なのか? っていうことに挑戦してみました。

 

公園の水道蛇口ってよく「これは飲み水ではありません」とか書いていますよね。いや、そんな子どもも使うかもしれない水場に飲めない水を使うんじゃねえよ!と思いますが、いざとなったらこれも使わざるをえない状況も出てくると思います。

 

私がどうしようか躊躇していましたら、たまたまホームレスのおじさんがいたので、「コーヒー飲みませんか?」と声をかけてみました。そしたら、「飲みたい飲みたい! コーヒーなんて久しぶりだよ!」とおっしゃるので、さっき水道から汲んで水筒に入れておいた水をアルコールバーナーで沸騰させ、カルディで買った一番安いコーヒー豆で淹れて差し上げました。

 

「うまいっ!」

 

ホームレスのおじさんは美味しそうに飲んでいましたし、おかわりもしていました。1時間ほど様子を見ていても体調に変化もなさそうなので、私も自分に入れて飲んでみることにしました。

 

「う~~ん、まずい……」

 

ミネラルウォーター漬けとなっている自分には公園の水で淹れたコーヒーはすこぶる不味かったんですが、でも、飲めないことはありませんでした。有事の際も行政が頑張ってこの水を死守してくれるなら、大事なライフラインとなるかもしれませんね。

 

水道事業を民営化して外国資本に売るなんて、愚の骨頂ですね。

 

メルマガの購読はこちらか

BLACKザ・タブーのメールマガジンは毎月1日と15日に配信中。月額540円です。また、人気のあった記事をバックナンバーとしても購入することができます。