北九州連続監禁殺人事件記事、全文掲載について

北九州連続監禁殺人事件記事、全文掲載について

 

 

本日、「北九州連続監禁殺人事件」の犯人である松永太と緒方純子との間に生まれた息子のドキュメンタリーが『ザ・ノンフィクション』で放送されました。私は都内にいないため今現在はまだ観ていません。……いや、正確に言うと、あんまし観たくねえなあ……が本音です。

この事件については、『消された一家 北九州・連続監禁殺人事件』(新潮文庫)をお書きになった豊田正義さんが誰を置いても第一人者です。豊田さんは『独りぼっち 飯島愛36年の軌跡』『オーラの素顔 美輪明宏のいきかた』(ともに講談社)などをお書きになったノンフィクション・ライターです。

私も豊田さんとゴールデン街で飲みながら執筆をお願いしたことがあり、あまり乗り気ではない彼にBLACKザ・タブー VOL.3の巻頭カラー7ページにわたってこの事件を書いて頂きました。その時のトビラがこれです。

 

 

豊田さんが飲みながら私に話してくれたことは、とにかくこの事件を取材してから“憑き物”のようなものが取れない、といったものでした。地を這うようにこの事件を取材し、裁判も全て見守った豊田さんは完全に疲れきっているように見えました。

この記事を呼んだ人の読後感は「最悪」の一言に尽きると思います。一部の好事家やサイコパス以外は、眉を顰めるしかない内容に吐き気すら覚えるでしょう。豊田さんはよくぞこんな事件をきちんと一冊にまとめたな……と思います。だから、その情熱と同じ分だけのものを、

「もらっちゃったんだよね……」

とおっしゃっていたのをよく覚えています。

 

さて、BLACKザ・タブーに掲載した北九州連続監禁殺人事件記事を、ここに全文掲載することは豊田さんもすんなりと了承してくださると思います。

ただ、なんとなく、私が躊躇しています。

豊田さんの著書を読み、そして本誌の記事も校正した私からすると、この事件を読むのはけっこうキツいです。半端のないインパクトがあります。豊田さんが疲れるのはとてもよく理解できます。

「それでも載せてくれ」
「読んでみたい」

というコメントが殺到するようであれば考えることにしましょう。

記事ではなくもっとじっくり読んでみたい人は書籍を買ってみてください。下にリンクを貼っておきますね。