GON!編集部にいた時に一番「仕事したなあ」と思えた“伝説のヤリマン”との出会い

GON!編集部にいた時に一番「仕事したなあ」と思えた“伝説のヤリマン”との出会い

ミリオン出版が消滅するということで、思い出たっぷりのブログを書こうと思ったのですが、あまりにもSNS上の「俺とミリオン」が多いので何となく止めておきます。元社員が現実を書いてもみなさん興醒めでしょうから、またにしときます(笑)。

 

ミリオン出版はイイ会社でした。
ずっと前にも書いたけど、おもちゃみたいな会社でした。比嘉さんもTABLOでの回想録で「大人が不在の会社」と書いてましたが、まさにそれです。
おもろい仕事してナンボ! みたいなみんなの精神性が最高でした。

 

私は雑誌『GON!』に憧れて、ビーイングで見つけた編集者中途採用情報に飛びつき面接を受けたわけですが、入社スタートは「URECCO」というグラビア雑誌でした。それについては当初「………」という気持ちでしたが、いつかGON!に行けることもあるだろうと日々女体撮影に勤しんでいたわけです。

 

URECCOがその長い歴史に幕を下ろすことになったのは、2005年あたりだったでしょうか。正確にはURECCOは続いていたんですが、編プロに丸投げになり中身はグラビア雑誌とは程遠い、エロビデオカタログ雑誌のようになっていました。その後の顛末はもう私には分かりません。あの辺り、記憶が無いんですよね。

 

私と同期の島田と後輩の福田は丸ごとGON!編集部に異動となりました。編集長だった大島さんは「これからはファッション誌だ」と言って、我々を置いて違うフロアに言ってしまいました。残された私たちは、GON!の新編集長となるTさんと合流し編集部を構えました。

 

「お前らみたいにグラビアしかやったことのねえ奴らは使い物にならねえ!」
「企画を出すんだったら、ちゃんとしたデータ出せや、殺すぞ」
「使えねえからお前らは経理に新しい携帯もらって毎日女あさりな」

 

これが、私たち三人が初日に言われた言葉でした。毎日、毎日こういうことを言われ、さすがに会社に行くのがしんどくなってきました。来る日も来る日もパワハラを受け、島田も福田も心を病んでいきました。私もみるみる痩せていき、当時の写真を見ると笑顔が引き攣っています。編集者として、もっとも過酷で、トラウマの残る日々が始まりました。

 

GON!に移動できた嬉しさは微塵もありませんでした。当時のGON!は、もう比嘉さんが路線を敷いたサブカル誌でも何でもなく、単なるクソどエロ本でした。それも、素人ものの。出会い系やナンパや名もない企画女優を起用して、とにかく陰部を撮りまくる雑誌となっていました。

 

私と島田と福田は、24時間出会い系でアポを取る生活を繰り返していました。みんな、どんどんヤツレていきました。社内でT編集長の厳しい叱責、社外ではメンヘラ女とラブホテルでハメ撮り、データを持って帰ってきてエロページを組みますが、T編集長が1回でOKを出したことは一度もありませんでした。ラフ用紙は真っ赤になって返ってきて、OKをもらうまで帰れない日々でした。メシもろくに食わず、黙ってずっと仕事をしていました。今だから書けますが、私は「いつかコイツ殺してやる」と毎日のように呪っていました。よく、あの時、クスリに手を出さなかったなと自分でも思います。憎悪と性交と寝不足で気が触れそうになっていました。今でもあの人のことは大嫌いです。

 

ただ、このまま出会い系ばかりをやっているわけにはいきません。日々、出会う女の数だけは増えていくけど、状況は一向に良くならないのです。

そこで、積極的に企画を出すようになりました。確かにURECCOの時は企画会議みたいなものがなく、企画というよりは女優で決まるという性格の雑誌でしたので、そのあたりはT編集長が言う通り、我々に足りていなかったのです。

何度も何度も、たくさんのネタを提出しました。その度にケチョンケチョンにどやされるんですが、それでも諦めず、頑張って企画を出しました。状況を打破するにはこれしかなかったのです。私は生まれ変わりたい、と願っていました。

 

「埼玉のヤリマン女? あれ存在すんの? 会えんの?」

 

T編集長が私の企画書を見ながら言います。やっと1つだけ、彼の琴線に触れました!

 

「あ、はいっ! 会います、絶対会ってきます!!!!」

 

この時点では、会える保証はゼロでした。しかし、何とか出会い系でハメ撮りする時間を減らしたい一心で、思わずそう言ってしまったのです。

 

「分かった。じゃ、岡本に4ページあげるわ」

 

鳥肌が立ちました。
やっと仕事ができる! という喜びと、会えなかったらどうしよう……という不安で。

埼玉のヤリマン女……。

その女性は当時2ちゃんねるの有名人で、「どこに出現する」という予告スレッドを立て、そこに集まった人全員とセックスをするというヤリマンでした。そのスレッドには集まった人々のハメ撮りの様子がアップされていて、彼女は無数の男に囲まれて犯されていました。射精後のコンドームの口をしばり、氷のうみたいになったものを身体の上に乗せてピースサインをする姿が印象的でした。また、夏の浜辺で遊んでいる小4くらいの男の子を車にナンパし、そこでセックスさせるアナーキーな女でした。

この子に会って、インタビューする!

それが私がGON!に移動して一番最初にゲットした「まともな仕事」でした。これを成功させれば必ず現実は好転する! そう信じて、取材を開始したのでした。

 

さて、ヤリマン女と無事に会えたかどうかは、10月のメルマガ内で詳しく語ります。

その他は、
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