「有事の際」のために持っておきたい道具シリーズ2・テントにはやはりこだわりたい!

「有事の際」のために持っておきたい道具シリーズ2・テントにはやはりこだわりたい!

富士山が爆発して、ドラゴン・ヘッドのような世界になったと仮定してください。

私は今、破壊されて通れなくなった関越自動車道を諦めて、下道をジムニーで北へ逃げています。

埼玉県を離れ、群馬に入ると被害はだんだんと少なくなっていて、ついでに人も少ないように見えます。

これなら外でテントを立てて野宿しても気が狂った人間に襲われることはないでしょう。そんなわけで適当な空き地を宿泊地とします。

 

あまりキャンプをされない方は分からないと思いますが、テントってけっこう面倒くさい儀式があるんですよ。これを知らずにキャンプ場でいきなり買ったままのテントを取り出しているお父さんを見かけますが、案の定四苦八苦しています。

テントは、
1、グランドシートを地面に敷く
2、インナーテントをその上に設置しペグ打ち
3、フライシートをその上に被せてペグ打ち
という基本の流れがあります(自立式の場合)。

この中で、意外と蔑ろにされるのがグランドシートですが、このシートを敷かなければテントで寝るのは快適とは言えない状況になってしまいます。コット(簡易ベッド)で寝るわけじゃない場合は、寝袋で地面に接して寝ます。インフレータブルマットのようなもの、銀マットのようなものを敷く人もいますが、基本としてグランドシートがなければ直で地面の冷たさが伝わって来ます。お父さんが考えているより、自然ってけっこう厳しいんですよね。

だから、つまり、

テントで寝るのって本当に面倒くさいんです。必要なものが多すぎるんですよ。グランドシートやらペグやらペグを打つ金槌やら何やらかんやら。私は軽量化に重きをおいていますから、テントは2キロ以下のものしか買いませんが、それでもグランドシートやら何やらかんやらをセットで持っていると、なかなかの重量になってきますよね。

雨風さえ凌げりゃ、それでいいってわけにはいきません。何度も言いますが自然は厳しいので、それなりの道具を用意していなければ体を壊してしまいます。東京から日本海まで出て、そこから関西へ逃げる予定ですから何日かかるか分かりません。その時にちゃんと眠りながら逃げるには、快適になるための「必需品」を無視できないわけです。

 

もうね、
毎日考えていますよ。

アクションカメラ沼にもハマっていますが、一番ハマっているのは「テント沼」ですよ。

1万円以下でアクションカメラを探してる人に「もうこれでいいじゃん」と思うカメラを教えてしまう

一体、どのテントが最適なんだ。

どれが一番軽くて丈夫で安いものなんだ。

全部実物を見ることができる店はないのか。

富士の溶岩ファイヤが怖い。

 

ひとつ言えるのは、三角テントは候補から外れるかな、と。平地でペグが刺さる所でないと自立しないという過酷な条件がありますので、有事の際では使い物にならないでしょうね。


また、コット(簡易ベッド)を持って来るのを忘れたらどうしよう、ということ。一応2つ持ってるけど、逃げる時に慌ててしまい忘れそう。900グラムくらいの商品もあるんですが、意外と重さを感じるんですよね。


でも、できるだけコットは持っていきたい。何度もキャンプして(練習)思ったのは、やっぱ地面で寝るのは嫌だなということでした。身体がなるべく地面に触れないように寝ないと体温をごっそり持ってかれちゃうんですよね。これがけっこうキツいんです。

 

何かないかなあ……そう思いながら10時間くらいネットで探していたら、すごいものを発見してしまいました。



なんじゃ、こりゃあああああ(笑)

 

確かに、地面には触れないし、寝心地も良さそうではあるんですが、こんなに木の距離がベストな位置にある場所を探すことに今度は時間を使ってしまいそうです(笑)。

これ、その名もTREE TENTというそうですが、さすが日本人が考えなさそうなことをやりますよねえ。イギリスのメーカーが作ったものだそうです。

んまあ、確かにハンモックみたいで寝心地はいいのかもしれません。

クレジットカードもPayPalも使えるみたいなので、一番安いのでも購入してみようかなと思っています。

有事に使えるかどうかは……わかんないですけどねえ……。



↑森の中だとこんな感じらしい 

 

こういったハンモック型や、コットを使う以外に、何かおすすめのテントがあったら是非教えてください。コメントをお待ちしています。

 

いいものがあったら追記します。

メルマガの購読はこちらか

BLACKザ・タブーのメールマガジンは毎月1日と15日に配信中。月額540円です。また、人気のあった記事をバックナンバーとしても購入することができます。